食へのこだわり

「食べることは治療」

患者様の食事は医療の一環であり、
自己免疫力を高める大きな要素と捉え、
当院では「食=治療」として
開院以来、献立作成から調理まで
全ての工程を自院で行っています。

昨年のクリスマス

栄養部は患者様に食事という
プレゼントを届けるために
朝から大忙しでした。

12月24日 X'masイブの昼食メニュー
◆クリスマスミートローフ
 ~トマトのサンタとポテトツリーを添えて~
◆コーンスープ   
◆リボンサラダ
◆クリスマスカラーのデザート盛り合わせ
12月24日常食.jpg
メインのミートローフの横にはマッシュポテトで
作られたツリーとキュートなサンタクロース。

何とも愛らしいサンタさんが生まれる過程は、
クリスマス調理風景 (2).jpg

サンタ作成.jpg
一番奥の調理員が顔のポテトをこねて
真ん中の調理員がゴマで目をつけ
手前の調理員がほっぺたを描いて完成!

トナカイ作成 (2).jpg
軟菜食の患者様には、トマトの皮は不向きなため
マッシュポテトでトナカイに。

食事に添えるカードも職員の手作りですが、
今回は管理栄養士が幼少期にプレゼントを
心待ちにして靴下を枕元に置いていたことを
思い出し、靴下型のカードをデザイン。

患者様がベッドサイドに靴下を
吊り下げられるようにと、手先の器用な
調理師がクリスマスカラーの紐を編んで
仕上げたとのこと。

栄養部が一丸となって用意した食の贈り物は
患者様の心に届いたようで、下膳の際には
嬉しいメッセージをいただき、それが当院に
とって何よりのクリスマスプレゼントとなりました。

メッセージカード (3).jpg

今後も食が入院中の楽しみとなるよう
食にこだわり続けたいと思います。