栄養部の思い

先日、新居浜・西条地区ヘルシータウンミーティングに
出席してきました。
県民健康づくり運動地域推進会議なのですが、
ヘルシータウンという響き、魅力的な街を想像させる、
素敵なネーミングだと思います。

さて、その会議で初めて私が知ったのが、
「毎回食完全」という言葉。

1日3食きちんと食べて、一食一食バランスのとれた食事を
しましょうということですが、これは、愛媛県出身の
佐伯 矩(ただす)博士が昭和初期から提唱していたこと。
佐伯博士は医学から栄養学を独立させ、世界初の
栄養研究所・栄養学校を設立。
栄養学というのは、日本で生まれた学問なのだそう。

佐伯博士が言うように、人生において食事はとても重要です。
当院でも管理栄養士を中心とする栄養部が、
毎食愛情を込めて、手作りしています。
味はもちろんのこと、見た目にも美味しくあることを重視し、
試行錯誤しながら日々努力を続けています。

例えば今年のおせち料理。
患者様の食形態に合わせて、作り分けます。

おせち1collage_photocat.jpg
常食 → 軟菜

おせち2collage_photocat.jpg
キザミ食 → ソフト食

そして、今年の新たな取り組みであった「ソフト餅」。

お雑煮collage_photocat.jpg
常食  →  ソフト食

全粥をミキサーにかけた後に再形成し、餅ゼリーに。
栄養部が何度も試作を重ねた力作です。

また鏡開きの日には、餅ゼリーでぜんざいも。

ぜんざいfoodpic8081009.jpg


もちろん特別な日でなくても、ソフト食の見た目を
なるべく常食に近づける努力をしています。
うどんcollage_photocat.jpg
常食  →  ソフト食

おでんcollage_photocat.jpg
常食  →  ソフト食

リアルに再現した、おうどんやおでん。
栄養部が一食にかける思いが伝わり、他の職員も感動しました。

「患者様のためにできること」
それぞれの専門職が、日々それを考えながら働いています。